会話を盛り上げる為の準備として一番手っ取り早いのは、より多くの会話の引き出しを持っておくことです。 女性は博学な男性に頼りがいを覚えますし、男性は博学な女性に母性と奥ゆかしさを覚えるものです。楽しい会話の中に、しっかりとした大人な会話を混ぜることで異性からの第一印象に信頼感をプラスできます。 知っていて損はないので是非会話に役立てて下さい。
師 走
12月に入ると"師走(しわす)"という言葉を耳にする機会が多くなります。そもそも、"師走"というのは旧暦(太陰暦)の12月を指す言葉です。では、この師走という言葉の語源と由来はどんなものなのでしょうか。
諸説ありますので、ご紹介致します。
"師馳す"、"師馳月(しはせつき)"という言葉が使われるようになった、とする説。こちらは広く一般的に知られている一説です。
お歳暮
まずはお歳暮とお中元の違いからご紹介させて頂きますと、
この「お正月を迎える」「お正月の準備をする」という行為ですが、今では、多くの人が「新しい年を迎える」と解釈しておられるようですが、これらの準備は、単に年を迎えるのではなく、「新しい年と共にやって来る神様をお迎えする」のです。 鏡餅やお神酒など、これらはすべて、神様にお供えする供え物。そんなお供え物の一品を、子供から親へ・・・あるいは、分家から本家へ・・・と、神様を迎えるお家へ送って、「これもお供えしてね」というのがお歳暮だったのです。
年越し蕎麦
年越し蕎麦の由来には諸説あります。
共通して言える事は縁起担ぎということですね。 ちなみに、年越し蕎麦は年が明ける前に食べてしまわないと縁起が悪いので気をつけましょう。
除夜の鐘
旧年を、「取り去る又は、のける日」という意味で大晦日の事を"徐日"とも言い、"徐日"の夜なので、"除夜"という事になります。
そして、その"除夜の鐘"が108つというのは、中国の宋の時代からの仏教の儀式なのです。
除夜の鐘は、強く・弱くを交互に54回ずつ撞き、107回目までは大晦日の間に、最後の1回は新年に撞くのが正式なルールです。
そして、「なぜ108つなのか」ですが、もともとは1年12か月と二十四節季さらに七十二候を足した数だと言われていますが、最近では煩悩の数というのが一般的なようです。
この「煩悩」ちゃんとした数え方があるそうです。
人には、"物事や世界を認識する6つの物理的な物=六根" 、"悟りを開く妨げとなる六つの心理的な物=六塵"があります。
六根とは→眼・耳・鼻・舌・身・意の六つ
六塵とは→色・声・香・味・触・法の六つ
これらはそれぞれ好・悪・平の3種類の状態に分かれ、ここまでで計36個になります。
さらに過去・現在・未来と3つの時間があり、×3で108つ・・・となるのです。なかなか奥が深いですね。
紅白歌合戦
日本の大晦日の風物詩である紅白歌合戦ですが、昭和28年だけは年に二度行なわれています。これは、昭和28年の大晦日の第四回放送まではお正月番組として正月に放送されていた為です。 また、紅白歌合戦の観覧料は無料です。ただし、応募できるのは受信料を払っている人のみです。